平和の旅へ合唱団

感想


実際に「平和の旅へ」の演奏を聴いていただいた生徒さんからの感想をご紹介します。

【2003.11 東脊振中学校での人権集会の演奏より】

 私はテレビなどで戦争の様子は見たことはあります。しかし、歌で戦争の様子を感じたことはありませんでした。歌でこんなに戦争の様子をあらわせるなんて信じられませんでした。本当に感動しました。     (二年 YK)
 
 歌の歌詞と内容が戦争時の状況だったので、はじめの部分は心の奥から「こわい」って思ってました。だけど後半はどんどん希望が見えてきて、そんな気持ちもいつの間にか消えて最後には感動してしまいました。   (二年 SA)
 
 物語式の歌詞でとてもその時の↓風景などが伝わってきました。歌声の綺麗さにもびっくりしました。最後のあたりで若者がこれからを作るといってもらえてうれしかったです。戦争はなくなってほしいと思いました。(一年TU)

 原爆を受けたのに生きのびたのはすごいと思いました。自分の姿がいやだけど「生きたい」という気持ちで約40年生きたのはすごいと思いました。「生きる」というのをあらためて感じました。(一年NS)

 戦争がどれだけ人をまきこむのか影響をもたらすのかが痛いほど伝わりました。ナレーターが読む物語はとてもおそろしくて聞いているだけいたくてときどき耳をふさぎました。その中で合唱はとても美しく力強い声で聞き入ってしまいました。世界が平和になる日が早くきてほしいです。 (一年 TS)
 
 戦争の裏側を見た気分で、あまりいい気分はしなかった。しかし、「これは知っていなければならないことだ。次のバトンをもらいその次につなぐのは自分たちなのだ。いつまでも平和な世界でありますように。(三年 K)

 一回神埼のホールでみたことあったので、二回目でした。やっぱり二回目でも戦争のことになると感動しました。渡辺さんは被爆者でありながら戦争のことを話されたり、戦争をなくすために一生懸命努力をしてあってあそこまでできるのはすごいなあと思いました。これからは私たちが後の世代に平和というバトンをつないでいきたいです。(三年HA)

【2005.10月9日(日)

         久留米三井中央高校の文化祭にて「平和の旅へ」】

生徒たちから「佐賀『平和の旅へ』合唱団」のみなさまへ:

戦争の恐ろしさやその後の生活の苦しさなどがうたごえですごく伝わってきて、すごく悲しくなりました。合唱ってそこまで人に思いを伝えることができるなんて知りませんでした。感動しました。戦争はその時代だけではなく、その後の時代や生活にも大きな影響を残すのでもうしてほしくないと思います。戦争の恐ろしさは直接知らないのですが、戦争を体験した人たちの話を聞くととても伝わってきます。ありがとうございました。

私は以前から戦争のことを考える機会が多かったので、今回のこともとてもよく考えながら観させて頂きました。小学校の時の修学旅行が長崎だったので話の中に出てくる表現や場所がリアルに分かってしまい、余計によく考えることができました。合唱と語りがとてもテンポよく入っており、聞く方も話の流れがとだえることなく続いていく感覚を覚えました。できるなら、早く、まだ(渡辺さんが)生きておられる時に被爆体験を聞きたかったなと思います。
戦争の悲しさ、原爆の残酷さが人の人生を呆気なく変えてしまうことがどんなことなのか、考えさせられてよかったです。もっと自分で考えていきたいと思いました。

私は小学校が太刀洗飛行場の跡ということもあったので1年間(6年生の時)いろいろな事を調べました。その中で、戦争に遭われた方は年をとり、亡くなる人も多くなってきているので、語り手の人が少なくなっている事を知りました。この「平和の旅へ」合唱団のみなさんの演奏を聴いて、私たちの世代が次の世代に伝えていかなければならないと思いました。今まで私が知っているのは普通に話を聴くだけだったけど、歌を通して伝えている事を知り、すごいと思いました。これから一人でも多くの人が戦争と言う事を学び、平和の尊さを伝えていけたらいいと思います。

合唱やナレーションによる合唱構成がとてもよかったです。なかなか平和について考える機会がないので、こういう場が持てて嬉しかったです。ナレーションを聞いていて、戦争のむごさを感じ、鳥肌が立つぐらいでした。すばらしい合唱やナレーションだったので、私たちだけでなく、いろんな人に聞いてもらいたいです。

【2005.8 久保泉小学校の平和集会での写真】

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